タイの首都バンコク、チャオプラヤ川西岸に位置する世界的に有名な寺院で、建築様式と歴史文化としての重要性が高く評価されている。「ワット・アルン」の意味は「夜明けの寺」、正式名称は「ワット・アールン・ラーチャワララーム」。夜は寺院全体がライトアップされ、壮大なシルエットが闇夜に浮かぶ。高さ約70mの建造物・中央塔（プラーン）は、陶器の破片が使用された精微な装飾と華麗なタイルで覆われ、光が投射されることでより輝きを増す。深い国の歴史と現代の技術が融合し、荘厳な雰囲気と王朝を体現した神聖な煌めきが訪れた人々に深い感動を与え、世界夜景遺産としても高く評価された。